1000京ドルの小惑星プシケへの旅立

米航空宇宙局（NASA、なさ）が開発したソーラー駆動探査機「サイキ」の打ち上げが近づいています。サイキは、火星と木星の間にある小惑星プシケ（プシケ）を目指します。プシケは鉄とニッケルで構成され、地球の中心に似た鉄のコアを持つとされ、その価値は1000京ドル（約14垓円）と推定されています。しかし、その価値以上に重要なのは、プシケの調査により太陽系の新しい金属の世界を発見する可能性があることです。サイキは、2023年10月5日にスペースXの打ち上げロケット「ファルコンヘビー」により打ち上げられる予定です。プシケの調査は、地球で見つかった鉄隕石の起源を解明する手がかりとなる可能性があります。